ニュークックチルと
クックチルの違い

クックチルとはどういうもの?

「クックチル」とは、調理しておいた料理を急速冷却して保存し、提供する時間に合わせて再加熱する新調理システムです。
一般的に行われている「クックサーブ形式」は、調理してすぐに盛り付け・配膳するスタイル。
しかし、食数が多いと配膳まで時間がかかる場合が多く、適温での提供や、安全な食事を届けることが難しいという問題がありました。
その点、「クックチル」なら事前に調理して急速冷却後にチルド保存しておくことができるため、調理場の混雑やピーク時の負担などを軽減できます。

クックチルとニュークックチルには、どのような違いがあるのか

クックチル方式は、加熱調理した食品を冷却専用機で冷却してから保管します。
急速冷却するため、ほとんどの食中毒菌が増殖する10℃~45℃の温度帯を短時間で通過させることが可能です。
また、味を損なわず「製造日を含めて5日間」の保存ができ、作業の平準化やスタッフの負担軽減にもつながります。

なお、クックチル方式には「クックチル」と「ニュークックチル」があります。
クックチルの場合、料理を再加熱してから、盛り付け・配膳する方式です。
それに比べ「ニュークックチル」は、チルドの状態で盛り付けをしてから再加熱カートで冷蔵保管し、提供時間に合わせて再加熱と配膳を行うことができます。
クックチルに比べ、ニュークックチルは更に現場のオペレーション負荷を軽減することが可能です。

クックチルの課題点について

便利な上に、より安全なおいしい食事が提供できるクックチル方式にも、いくつか課題点があります。

①スペースが必要になる

急速冷却をするための専用機や、チルドで保管するためのスペース、再加熱カートなどが必要です。
そのため、施設内でクックチルシステムを導入する場合、広いスペースが必要になる場合があります。

②相性の良くない料理があります

クックチルは急速冷却後に再加熱という仕組みになるため、焼き物、炒め物が乾燥するなど、あまり相性がよくない料理が存在しています。

③再加熱に時間がかかり電気代が高くなる

「熱風再加熱方式」の場合、再加熱カートの中で料理を温めるのに70分ほどかかるケースが少なくありません。
そのため、料理が乾燥したり、彩りが悪くなったり、風味が落ちたりする等の問題がありました。
その点、当社のミールシャトルは「マイクロ波再加熱カート」になるため、再加熱の時間を約10分に短縮できます。

当社のミールシャトルでニュークックチルの課題を解決します

ポイント1

コンパクト設計で省スペース化。電源のみで設置も簡単既存施設の共有スペースのも設置できます。

ポイント2

マイクロ波加熱で食材の中心からあたため乾燥を抑えます。

ポイント3

10分という驚きの速さで再加熱が出来るので省エネを実現できます。

 

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